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新たな電気推進の開発を目指して

In EnglishTEL.092-583-7587

〒816-8580 福岡県春日市春日公園6-1

課題challenges

①推力計測

 これまで、イオンビーム電流とイオンエネルギー分布から、いくつかの過程を用いて推進器の性能を見積もっていた。今後はより正確な性能評価のため、スラストスタンドを用いて推力を直接計測する必要がある。。


②シミュレーション

 性能向上の指針を得るため数値解析によるシミュレーションを行う。コードはこれまで本研究室で開発されてきたFDTD法とPIC法を組み合わせたFDTD-PIC-MCCコード、電子とイオンどちらも粒子として取り扱うFull-PIC-MCCコード、そして中性粒子を取り扱うのDSMC-PICコードを用いる。
 現在、電位差形成過程を詳しく調査するべく、計算領域を推進器の外部にまで拡大中である。
 その後はシミュレーションを用いて各形状依存性を調査し、最適化を行う。


     

③性能向上

 シミュレーションを用いて、性能の様々なパラメータ(マイクロ波周波数、磁場形状、磁場強度、アンテナ形状)に対する依存性を調査し、最適化を行う。得られた知見をもとに実機を製作し、スラストスタンドを用いて性能評価を行う。


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九州大学総合理工学府
先端エネルギー理工学専攻
山本研究室

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FAX.092-583-7587