新たな電気推進の開発を目指して

①Arでの最適化

　現在、TDLの推進剤としてはArを用いているため、Arに最適な形状を設計する必要がある。そこで2013年度には、Ar用に再設計を行い、約2割程度の性能向上が見られたものの、未だ性能は低い。よって、今後は実験的に最適な形状を決定する必要がある。

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②新たな形状の推進器の製作

　現在の性能を大きく伸ばすためには、全く新しい形状のTDLを開発することが必要であると考えられる。2013年度には3つの新しいタイプのTDLを製作したものの従来のものを上回る性能は確認されていない。よって、今後も新たな形状のTDLを製作する必要がある。

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③シミュレーション

　内部で起こっている物理現象を詳しく知るため、もしくは新たに製作する形状について検討するためでシミュレーションを行う必要がある。

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